希釈の不確かさ

林 譲

希釈の不確かさの講義

本稿は,ピペット-メスフラスコ希釈とピペット-ピペット希釈では,不確かさを表す数式が異なることを示します.つまり,ピペット-メスフラスコ希釈は,希釈倍率を変えても,希釈の不確かさは変わりませんが,ピペット-ピペット希釈の不確かさは希釈倍率に依存して変わることを説明します.ピペット-メスフラスコ希釈の場合は,ピペットによる試料の採取量と希釈後の溶液の容量(メスフラスコのメスアップ量)は無関係ですが,ピペット-ピペット希釈の場合は,これらは密接に関係しています。後者の場合,試料の採取量が多ければ,希釈後の溶液の容量も多くなる傾向があることから想像ができます。

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希釈の不確かさの計算例

「講義」の応用として,2段階希釈の不確かさの計算方法を示します。サンプルを希釈し,この希釈した溶液をピペットで採取し,それに希釈液を加える場合,サンプルをメスフラスコで希釈し,この希釈した溶液をピペットで採取し,それに希釈液を加える場合などがあります。

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